2020年2月29日土曜日

≪≪緊急投稿≫≫休校中の自宅学習対策(教師・保護者向け)

多くの自治体がコロナウイルス対策で一斉休校へと舵を切る中、困っておられる保護者の方、教員の方は多いと思います。家庭内に大人がいる状況ならまだしも、子供だけの場合は本当に困ると思います。とりあえず、子供たちが充実した時間を過ごせるようにどんなテーマを設定すればよいのか、羅列ですがリンクを貼りながらまとめサイト的に列挙してみました。
≪≪緊急投稿≫≫休校中の自宅学習対策(教師・保護者向け)
https://edupedia.jp/article/5e5a567be9fe8da8ad1da61d

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もし、この他にも子供たちにお勧めのテーマがありましたら、このブログにコメントを下さい。情報提供お願いします。

2020年2月9日日曜日

豊福氏の発信「1:1と3:1の違い」「06 SAMRモデル」

豊福氏の発信をメモメモ


06 SAMRモデル(クリック!)




1:1と3:1の違い(クリック!)


GIGAスクールについてまとめてみました


2019年末に突然巨大予算がついて動き出したICT教育の大改革、GIGAスクール。ですが、「情報教育における情報不足」は長年の課題で、特に今回の改革の行方はICT教育関係者界隈も超不明案件に混乱中です。私もほとんど何だかわかっていません。私は専門家でも何でもない一般教員なので、この下で述べている内容に保証はありません。ネット(SNS等)で拾ってきた情報(2020/2/8時点)をかなりバッサリと要約してみただけの話です。間違っていたら、コメント等でお知らせください。

   GIGAスクールって?
GIGA = Global and Innovation Gateway for All
「みんなのためのグローバルで革新的な出入り口」という訳になるようです。   
「小学56年生と中学1年生に11台端末を優先的に整備する経費2318億円を盛り込んだ今年度補正予算案が130日、参院本会議で可決され、成立した。」
と、報道されています。今後これを全学年に広げていく予算措置を続けていくわけです。今までPC室に40台整備していることを「11台」と言い張ってきたのを(現状は1000人規模の学校でもPC室に40台、つまり25人に1台程度)、本当に11台を全国で実現するモードに入ったわけです。
文科省の情報を得るなら、ここからかな(クリック)

   いつくるの?
もうすぐ??2020年度末(来年度末!)に56年に一人一台への整備予定?→整備されればすぐに使えるのかどうかなど、不明が点多いのです。というか、「3人に1台はもう実現されているはずなので、残りの3人に2台分のお金を交付しますから予算化・申請してください」とか言っておきながら要綱が公布されていないという、教育委員会にとって過酷なスケージュールが示されています。こんな↓感じのようですが。
  ※ 「令和6年に、デジタル教科書整備」の噂も。遅くない??

   問題や課題はどういうところにあるのでしょう?
大きな予算が投入されて教育の情報化が推進されることについては間違いなく歓迎すべき案件です。業務改善が劇的に進む可能性もあるかも。しかし、一方で課題や問題は山積しています。下はネットでささやかれる心配事の一部です。
  この業務、だれが背負うのか問題→→→ 教育行政あるあるで、業務が下部層へ丸投げになりやすく、最下部に位置する現場教員への負担増加が予想されます。各自治体の教育委員会も、ただでさえ人材不足なのに、大丈夫なのでしょうか↓。
手続きがえぐい「
令和元年度補正予算案「GIGAスクール構想の実現」に関する説明」(クリック)
  発生する業務対応に追われて人材が枯渇した状況で、一般教員にシステムが使いこなせるのか。
  予算内で整備できる資源が限定的で、ハードや人材・アプリ等に関する財源が不明。
  GIGAIInnovationって文科省がもっとも苦手な分野なのでは??? →→→ 俯瞰して大きな地図を描かなければ改革が失敗に終わり、「機器システムの陳腐化」と「ICT期待外れによる徒労感」が進行してしまう。

   デジタル教科書は何故高い?
「教科書会社側が高値を崩さないことが、導入の阻害要因となり、導入が進まないと教科書会社は高値を崩せない」という悪循環が約10年続いています。

GIGAスクール構想の中で、文科省は「デジタル教科書の今後の在り方(来年度(2020年度)中を目途に方向性)」「来年度(2020年度)中にデジタル教科書導入を拡大」として「今後の主な 検討課題」に位置づけています。一気に「全児童端末にデジタル教科書の導入」まで進めば、教科書会社が薄利多売競争に乗り出す可能性もあるかもしれません。今のところ、「令和6年にデジタル教科書整備(完了)」との噂。では各自治体はどう動けばいいのでしょうか。デジタル教科書導入はGIGAスクールの動向を見定めながらタイミングを計る必要があると思います。まあ、デジタル教科書だけではなく、このプロジェクによって、自治体による格差の解消がどのように進められるのかも、注目ですね。先進的に予算をつぎ込んだら「損」みたいになって、先進性や平等性の確保に課題がありそうです。

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来年度は新指導要への対応をしつつ、前半に「プログラミング教育の動向をさぐりながらの実践」「後半に56年生への端末整備の実務」という2つのマストな(外圧のある)業務に追われることが予想されます。前者に関しても多くの小学校ではほぼ手付かずの状態です。それに備えたスケージュール感をもって考えていかなければなりません。

ネットで拾ったあるICT教育界隈の方のお言葉
GIGAスクール構想で、タブレットPCを1人1台机上に置いて挙手という「珍百景」は、2024年度にはなくなっていることを願いたいものです。

「主体的・対話的で深い学び」とか「ドリル学習」とか「宿題」とか「評価」などの現在の教育活動が根本から見直されざるを得ない状況に進むのかもしれないですし、逆に今まで繰り返されてきた「ICT、期待外れの徒労感(5・7・5)」がつのる結果になるのかもしれません。
静観していては後れを取るし、下手に波に飲み込まれるとたいへんな負荷を背負ってしまう結果になるかもしれません。「使わない、使えない」が許されない状況がそこまで来ているのかもしれません。体力(現状)と相談しながら、賢い選択を迫られているようです。さて、どうしましょうか・・・

まとめ